人事労務ニュース
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今月中旬以降に日本年金機構から「マイナンバー等確認リスト」が届くことがあります2017/12/12
平成29年の大卒の初任給は206,100円2017/12/05
来年1月より変更となる従業員の募集や求人の申込みをする際のルール2017/11/28
11月14日に来年の裁判員候補者に対する通知が発送されました2017/11/21
押さえておきたい介護休業給付金の概要2017/11/14

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ご挨拶
ご挨拶

   
                     —  利 と 理  ―


 (法の存在と実感)
 道路交通法について、日常完璧に守り通しているドライバーは存在しないのではないかと思います。もし、いたらどうも迷惑でしょうがないですよね。困った存在とさえ言えるかもしれません。つまり、現実にはドライバーの自由裁量で交通というものが運用されているようなものです。
 しかし、もし道交法が無かったらどうでしょうか?すべてのドライバーの利害がぶつかり放題となり、トラブルや事故で大混乱に陥りかねないわけです。どうやら、この現実は自由裁量と見えながら、公的な法の認識が各自の意識(社会)の中に緩やかに働いており、秩序が維持されているということに思い至るわけです。法というものは、このように表立って意識されなくても、やはり確実に存在し緩やかに規制がかけられている。日常生活の中では、そういう存在であることが多いようです。

 
(労働法と“安心づくり”)
 私ども社会保険労務士は、労働法の専門家です。この労働法においても、道交法ほどではなくても、同様のことが言えます。つまり、企業の中で労働法を基準とする規程が明確にされていないと、人の利害意識が強く働き、組織の秩序は乱れかねません。むしろ、混乱を生じる方が当然の成り行きと言えるのではないでしょうか。
 労働法もまた緩やかな規制であり、経営と相反するものではなく、むしろ組織運営安定の助けになるものだと思うのです。ある程度以上の規模の組織となれば、そこではその規模に応じた“基礎固め(土台作り)”が大切となるわけです。就業規則をはじめとする各種の規程類を適正に備え、運用することは、組織基盤の安定化となり、従業員の“安心”につながります。人づくりの第一歩はこの“安心づくり”にあると私は考えるのです。

 
(人事設計による“安心づくり”、そして“元気づくり”へ)
 また、私ども社労士は、単に労働法の適用を事業主の皆さまにお伝えするだけではありません。それは、人事の専門家でもあるということです。“安心づくり”の次のステップは、人の活性化です。つまり、“元気づくり”ということです。就業規則等の各種規程類の中に、「経営者の“想い(理念)”を反映」させたり、「従業員の行動を褒め称え“動機づけ”を計る」など、お客様ごとに独自の工夫を盛り込むのです。また、賃金制度等の設計で人事運営の型を持ち、土台作りによる安定化を図ると同時に、活性化にもつながる工夫を織り込んでいきます。こうした“元気づくり”への知恵を私どもはご提案して参ります。

 
(アナログとイイカゲン)
 私はよく、「テキトウ」でなく「イイカゲン」で行きましょうとお話しするのですが、「イイカゲン」とは“良い加減(いいかげん)”という意味なのです。どうやら、人事・労務の多くの課題には、必ずしも正答というものが無いようです。したがって、お客様のお話に耳を傾け、話し合いの中から、「イイカゲン=良い加減」を探り当てご提案して参ることが大切だと考えます。“アナログな人間関係”の中から、そうした地道な作業を続けバランスのある「イイカゲン=良い加減」を浮かび上がらせることが私どもの使命とも考えるのです。

 
(「利と理」ということ)
 近江商人は、商売の神髄として「店良し、客良し、世間良し」と言いました。同様の信条として、私は「利と理」という言葉を冒頭に掲げさせていただきました。“利”とは、「店良し、客良し」という身辺の対応を、“理”とは、「世間良し」という、遠くに目指す理念について表したものです。
 法律論を振りかざすばかりのキレイごとではなく、足元に起きる事実への具体的な対処(知恵)まで労働の現場に落とし込む作業を一緒になって取り組んでまいりたいと存じます。一方、どうしても“人の事”は、早急な成果を目指すことは困難であり、中・長期的な視点で取り組んでいかざるを得ないことが多いのも事実であります。
 私ども社労士という専門家の存在が、少し長い目で見れば、むしろ「得になる」「使える」とご認識いただけるよう、「利と理」の両方を見据えた「イイカゲン=良い加減」のご提案に努めてまいる所存でございます。


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